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クワイエット・プレイス:DAY 1のdm10foreverのレビュー・感想・評価

4.1
【約束の場所】

不定期開催「dm的映画祭in ROCKな6月」という事で、今回は「クワイエット・プレイス:DAY1」「90歳。なにがめでたい」「祝日」「PS-2」の4本鑑賞です。
いや~やっぱり4本は堪えるわ~(;^_^A
何て言いつつも、止める気は毛頭ないんですけどね(‘◇’)ゞ

ってな感じで、早速1本目の「クワイエット・プレイス」のレビューに参りましょう。

一応シリーズとしては3作目になるんだね。
「前日譚」って前にもやらなかったっけ?って思ったら、前作(第2作)のオープニングでやっていたのはあくまでも「アボット家のエピソード」っていうだけだったか。
前作のオープニングの舞台は確かリトル・フォールズ(アラバマ州)だったから今回(NY)とは違うけど、今作と同じように「DAY-1」って最初に文字が出ていたってことは、ほぼ「同時期の別の場所」っていう設定と考えていいのかな?

今作は、自発的に「音をたてないように」という事だけではなく、人間が生活するという事が如何に耐え難いレベルの騒音の中で生きているのかということを見せつけられている気もした。

イヤホンで騒音を遮り、自分だけの「音」を聴く。
まだ「静寂の世界」になる前はこんな世界だったのか・・・。

今作の位置づけが「前日譚」という事で、当然過去作との繋がりもキチンと意識しつつ、そこに新しいテイストを注入することも出来ていたと思う。

サムとフロドは果たして「約束の地」に辿り着くことは出来るのか・・・
続きはネタバレも含みますので、フィルターかけて「マンハッタンのピザ屋」でお待ちしてます。
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