labyrinth

Cloud クラウドのlabyrinthのレビュー・感想・評価

Cloud クラウド(2024年製作の映画)
3.3
この映画、前半は一定の波風もない流れ。
後半は、一気に流れが変わり、バイオレンスかのような違う世界感に変わります。
サスペンスかと思いきやホラーのような怖さ感も味わえる。
後半が、謎が深まる面白いストーリーにキャラクターなのでオススメ。
後半が推し。

ストーリー、
地味に働く主人公は、サブで転売で荒稼ぎ。
ある日、
勤務先から管理職を進められる。
そして、
転売の世界の先輩から もうけ話を誘われ 高額をつぎ込まないか…と誘われる。

2つとも断る。

主人公は、
仕事を辞め、
先輩から離れ、
携帯も新しく変え、
家は街から離れた1軒屋に変え、
転売1本に縛り進める。
(事務所 兼の家に彼女も引き連れる)

新な家 兼 事務所にサポートの1人の男を雇う。

順調に進む毎日に、不振な出来事がある。

深夜に窓が割られたり、
不審者が家のまわりに…。
ネット上では、
転売品が偽造品の疑いや苦情や心無い言葉が❗

主人公に被害を受けた!と、
不気味な集団が『狩り』と言って主人公の家へ・・・・・がザックリ前半のストーリーです。

出だしシーンが、
風景シーンでなくて、いきなり主人公が現れる はじまり(びっくり)。

記憶に残るのが、
スタートが 普通の街で転売品を買い付けるシーンに対して、ラストシーンは、まるで世紀末の世界で、車を走らせるシーン感なんです。
良く解らずのまま、そのシーンで強制終了。

超 超 ザックリ言うと、
無感情そうな主人公は、転売して利益を喜ぶ→悪意のある集団に襲われ、全く銃に無縁そうな毎日にいきなり銃撃戦スタート→世紀末的な世界!?!?
もう、謎が深まる 意味が解らなくなる、どう解釈したら良いのか?
妄想が今も続きます。不思議映画。

正直、主人公は悪くないと思うんです。
ただ、売れ残り、処分出来ないものを買い取ってるだけ。
悪どい転売屋と受け止められ、恨まれて、襲われルのが不思議。

あと、
主人公のサポートで事務所で雑用に雇われてた男の子は何者!?
後半 主人公のボディーガードに徹するんですよ。
銃撃戦では、命中率低いですが、主人公を守ります。

笑えた1
笑えたシーンと言うか、
主人公が異常なくらいの仕事熱心。
さっきまで襲われてたのに、
即切り替わり早く
『売れたかなぁ~』と携帯ポチポチ・・・
引くぐらい笑えました。

笑えた2
さっき言った銃撃戦での命中率が低い低い(笑)これも笑えた。
銃撃戦で、見てる私が
『ほらっ、今撃ったら仕留めれる』
というぐらい銃の扱いが下手過ぎて笑えた。

贅沢だなぁ~と思える ちょい役の
松重豊さんです。
駅のホームで 少し出るんですが、少しなのに存在感が素晴らしい。
labyrinth

labyrinth