にっきい

ルックバックのにっきいのレビュー・感想・評価

ルックバック(2024年製作の映画)
3.4
全然知らなかった作品だけど、仲良しのあーさん、Shoさんのレビュー読んで気になってた映画。
上映開始からは大分遅くなりましたが観てきました。

ペンネームは2人の名前って話し。
4コマ漫画やショートショートって、本来は起承転結がハッキリしていてオチで驚いたり笑わせられたり、アイデアで勝負するのが本来。
そう言う意味で京本が藤野のファン。

マンガを描く事が好きで、周りからも才能が有るとちやほやされてる小学四年の藤野は、学校新聞に4コマ漫画を載せていた。
ある日先生から不登校の京本と言う生徒に1枠譲ってやって欲しいと頼まれる。
どうせ大した絵も描けないだろうからとOKするのだが、京本は圧倒的な画力で藤野を嫉妬させてしまう。
それから藤野は一心不乱に絵を描き続けるのだが、いつまで経っても京本に追いつける事は無く、遂には描く事をやめてしまうのだが…、って話し。

不登校の京本の所へ同級生である藤野に卒業証書を持って行かす先生って大丈夫か?
そんな他人任せな先生だから不登校になるんじゃ無い?
藤野はめんどくさがりながら持っていくんだけど、卒業式って普通家族が来てるから一緒に帰るんじゃないの?
何で1人で寄り道してるのよ?
そして京本の家に何度か行くシーンあるんだけど、いっつも家族居なくて京本独りぼっち。
なのに玄関の鍵開いてるって不用心が過ぎる。
とか、そんなツッコミはどうでも良くなるくらい素敵なストーリー。
藤野は自分が京本の運命を変えてしまった事を後悔するんだけど、きっと京本は幸せだったはず。
連載が決まった時のあの決断だって、言葉にはしてないけどきっと藤野を思っての事だと思うし。
そして強がってたけど藤野はいつも高飛車だけど、どんな時でも2人のペンネーム使い続けてた。
京本の運命を変えたキッカケの4コマ漫画には笑わされたし、タイトルになってる京本の4コマ漫画も楽しかった。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2024年8月30日
鑑賞回:11:25〜12:35
劇場名:TOHOシテマズ二条
座席情報:PREMIER H-9
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:58分
備考:一律料金(1700円)
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