なかなかの怪作。
「指名手配犯の3位が、2位と1位を殺す映画」と聞いてバイオレンス系かという事前の印象を持って視聴に臨んだが、あまりそういう感じではなかった。
結構ちゃんとストーリーがあって、アクション要素は前半~中盤にかけてに収まる。
この監督、北野映画に影響を受けていそうな画作りもある。
(あと、ちょっと修羅雪姫っぽい要素も)
また、中国・台湾の文化を知らないと、ハテナになってしまう点が多く、
宗教色・哲学もかなり感じた。
・三害(タイトル)=豚、鶏、蛇は仏教でいう煩悩の象徴らしい。
・関聖帝君=三国志の関羽は、中華圏では神格化されているらしい
・台中人=台湾の都市。この物語の舞台に住む人々を指す模様。
ちょっとネタバレ(見た人にわかる用)
・シェーバーの使い方違うよ!!!(泣けるシーンのはずがww)
・その死刑は初めて見た!