ぬーこ

めまいのぬーこのネタバレレビュー・内容・結末

めまい(1958年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

監督 ヒッチコック
舞台 サンフランシスコ
主演 ジェームズ・スチュワート
原作あり・フランスのミステリー作家🇫🇷
ボワロー・ナスルジャック(2人)


面白かった!
物語の途中のどんでん返し
バルカン超特急もそうだけど、考えさせるというかヒッチコックの映画って簡単には終わらない

元刑事で高所恐怖症の男・ジョニーは大学時代の友人から奇怪な行動を取る妻を尾行してほしいと頼まれる

男に裏切られ子を取られ、正気を失い、自ら命を絶った悲劇の女性カルロッタの呪い
尾行シーンでの不吉なピアノ音、音楽が徐々に大きくなる

木の年輪を指し示して、わたしはこのくらいに生まれて、この年に死んだ。急に中身が入れ替わったようになる

自殺事件後にジョニーが夜うなされるシーンは迫力ある。アニメーション使って、色使いも奇抜で印象に残った

友人の妻だけど恋してしまう、それは何故か。もしジュディが失ったマデリンだったとしたら、どんな感情だろう。もう一度愛するのか裏切りを許さないのか。物語は唐突に終わる。相反する二重の感情が整理されない男のことを考えると切ない


高所恐怖症なんだ
机から鉛筆が落ちるとする、それを拾おうとするとき恐怖が蘇る

2020.129
ぬーこ

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