これを日本語字幕付きで見られたことを喜びたい。まず俺の悪い頭では字幕が付いてても、話がよくわからない(苦笑)。
他のギトリ作品(というほど観たことないけど)と同様にこの作品もまた演劇がポイントなのだが、イマジナリーラインを超える瞬間とかドアの呼び鈴と電話の音の区別がつかないギャグとかやはり映画なのだ(後者は演劇でも出来るけど)。
この人をトリュフォーやゴダールが愛したのは自身の人生を映画に投影するからなのか、それともホークス『三つ数えろ』(よりこの作品は前なんだよね)のように意味がさっぱりわからないからか…。
頭の良いフリは出来るが、機知に富んだフリは出来ないとギトリは言ったらしいが、ここにあるのは、果たして機知かキチ(ガイ)か。なんつって。