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吸血鬼のmrhsのレビュー・感想・評価

吸血鬼(1956年製作の映画)
3.5
大真面目に観るものでもないが、しかしアングルとか影の使い方とか長回しとかカメラワークとか全然バカに出来ない上手さがある。

マリオ・バーヴァ(撮影監督としてクレジットされているが、リカルド・フレーダは途中降板してバーヴァが実質監督を引き継いだとか)こそヒッチコックの後継者だった?みたいなことを考えてしまう。パリが舞台なのに全員イタリア語なのはご愛嬌。

しかし良い大人が大人数でこのような吸血鬼ものを国立施設(国立映画アーカイブ)で土曜の真っ昼間から真剣に鑑賞するとはなんたる奇観か(俺もその1人なんですが)
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