写真学科4回生のナオ、サキ、ヤマダ、タダ。大阪キタを舞台に4人の卒業とその後を描く群像劇。劇中使用される写真を 淵上裕太、染谷かおり が撮影。
多くが東京に出てアシスタントの道を選ぶ中、一人作家を目指すナオ。
写真を撮ることが残酷な愛情表現のナオに対して、「容赦ないなぁ」と泣き笑うヤマダ。
「映るんです」がちょうどええねん、という先生もかつて挫折を経験した一人。
余談ながら、自分も写真が趣味で、でもそれを仕事にすることはしなかった身。
「才能」というままならないモノに翻弄されながら、何処か優しくわきまえの良いイマドキの若者たちを、ちょうど良い塩梅の Well-made さで丁寧に描く。
悪いやつ一人もおらんし、みな優しすぎやけど、めっちゃええねん。
監督・脚本は 道本咲希、ナオ役に 田中真琴。数ヶ月に1本あるかないかの、単館レイトショウの思わぬ拾い物。