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ぼくのお日さまのたのネタバレレビュー・内容・結末

ぼくのお日さま(2024年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

圧倒的映像美。スケートリンクや湖でスケートしている姿はずっとみていたくなるような3人の演技に圧倒されていた。ところどころ光や音楽もマッチしていて美しかった。
悪者は存在しない。客観的にみたらタクヤが来たことでソロからペアになったサクラや同性愛者であることから誤解を受けてしまい生徒がいなくなった荒川は同情してしまうものかもしれない。ただ、本人たちは生活をしていてある意味流動的に起きているものなのだ。
さくらとたくやの2人がペアでスケートをしていたり個別に家で練習をしているシーンがあり、そこは青春や映像の美しさで涙が出そうなくらい感動した。時々出てくる若葉くん演じる荒川の恋人も芯があり、荒川のことが好きなことも伝わってきたし生活を感じられた。

映画祭では監督がスケート経験者でありカメラを背負って4人でスケートリンクで撮影をしたとのこと。湖での撮影は池松さんの初日であり2日かけて大切に撮影されたとのことだった。
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