なんだか某天空の城にいそうなロボットだな?なんて思いながら、前情報は特になく鑑賞。ロボットが人や動物と出会って知るはずのない感情を知り…なんて設定ごまんとみた気がするけどやっぱり面白いし、やっぱり泣いた。
野生動物の島に漂着した最新型アシスト・ロボットのロズ。自分を親だと思い込んだ雁のひな鳥・キラリと出会い“育児”というミッションを果たそうと奔走する物語。野生の島じゃロボットの存在は異質で除け者にされるけれど、ロズは島のことや鳥の飛行を学習してキラリを立派な渡り鳥に育てようとする。そこに嫌われ者の狐・チャッカリも加わって少し歪な、でも互いに不可欠な家族が築かれていくんだけど、ひとりぼっちだった3体が絆を育んでいく姿がすごく愛おしい。チャッカリがロズとキラリに寄り添って眠るシーンが大好き。
まさに「プログラムを超えて生きる」物語。それはロボットも鳥も狐も熊も鹿もみんな。時に生きるためにプログラムされたものを超えなければならない瞬間はあって、それは仲間のためであり自分のためでもある。これこそが共生するってことだと思うし、人間社会にも言えることだよね。どう生まれたかじゃない、どう生きるかだっていう誰しもに刺さるメッセージ。
圧倒的な映像美と壮大な音楽に包まれるキラリが旅立つシーンが大好きで帰り道もKiss the sky聞きながら運転したっけ。これは映画館で見てほしい。自分に子どもがいたら絶対みせる。