きゃしぃ

赤い風車のきゃしぃのネタバレレビュー・内容・結末

赤い風車(1952年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

かの有名なフランスの画家、ロートレック。
伯爵家に生まれ、何不自由ない生活→事故で障害者に。

コンプレックスから酒場(ムーラン・ルージュ)に入り浸り、主にダンサーや娼婦をモチーフに絵を描き続けた。

下級民にも上級民にもなりきれない、宙ぶらりんな孤独。失恋と梅毒とヤケ酒。

当のムーラン・ルージュは彼のポスターのお陰で高級レストランとなるが、そのために解雇された下級ダンサーはアル中で街をさまよう。その罪悪感も彼を更に追い詰める。

死の床に表れた幻影、ずっとこのままだったら良かったのにね・・・
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