このレビューはネタバレを含みます
かの有名なフランスの画家、ロートレック。
伯爵家に生まれ、何不自由ない生活→事故で障害者に。
コンプレックスから酒場(ムーラン・ルージュ)に入り浸り、主にダンサーや娼婦をモチーフに絵を描き続けた。
下級民にも上級民にもなりきれない、宙ぶらりんな孤独。失恋と梅毒とヤケ酒。
当のムーラン・ルージュは彼のポスターのお陰で高級レストランとなるが、そのために解雇された下級ダンサーはアル中で街をさまよう。その罪悪感も彼を更に追い詰める。
死の床に表れた幻影、ずっとこのままだったら良かったのにね・・・