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一筆の冬
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一筆の冬の作品紹介

一筆の冬のあらすじ

フユ(25)は両親、妹・奈津(21)とともに東京郊外に暮らしている。フユが生まれた三澤家には、一年に一度、元日に海の見える丘から日の出を拝む習わしがある。以前は一族が一堂に会していたが、現在はフユの家族4人だけでひっそりと続けていた。大晦日、今年も家族とともに海の見える丘へ向かうフユ。フユは、ある出来事をきっかけに、子供の頃死んだ飼い鳥をもみの木の下に埋めたことを思い出す。

一筆の冬の監督

矢野恭加

原題
Summer to Winter, Winter to Summer
製作年
2023年
製作国
日本
上映時間
84分
ジャンル
ドラマ

『一筆の冬』に投稿された感想・評価

フィルマークスに追加されたので、2022年12月に書いたレビューをこちらに移動。

今後編集をするらしいので完成形ではないが、観る機会がありとても好きだったので。ちょいネタばれあり。

オープニングがフランスの有名な詩人(ボードレール?)の作品朗読と端麗な音楽で始まり、その後、緑の庭で男の子が鳥の亡骸を持って彷徨うのに何が始まるのだろうか?と期待が高まる。すごく不思議な家族でちょっと気味悪くもあるが、死の淵を覗いていてしまう青年が体験する、現実だか幻想だかわからない世界が丹精で美しく、夢の合間を漂うのに味わいがあった。

古式ゆかしき両親に反発する青年が、妹の不在から立ち直るべく明るい方へと行こうとするも、結局は死に足を絡めとられていく。でも家族と過ごした時間を体験して、最後は彼女のために生還しようとしたのではないか。
死を誘う帽子や電球を使った不吉の暗示、生命の循環の印であるモミの木や水、一筆の丸など随所に生死のメタファーが用いられているのがとても興味深く、一種の様式美も感じ、冒頭の墓場での家族の動きや最初のトランペット演奏する場面、ひなまつりのシーンなども妖しさに溢れていた(要するに好き)。
台風が来たらモロに波を被りそうな海辺の家や、昭和初期らしき日本家屋など、どこで見つけてきたのかというようなロケ場所も良かった。

監督が入れたいものを詰め込んでいるので物語や主題が分かりづらくなっている感もあるが、この先が楽しみな作品。
3.7
※Filmarksに登録されたので記録※

「死生観を問う」という監督のメッセージのとおりの内容。
色々想像しながら観ていたら、唐突に見逃し厳禁のシーンがあった。
映像がとても綺麗で、音楽も心地良かった。

3月の撮影して編集が上がったばかりとの事。きっとPFFなどの自主映画祭に出品されるであろう作品。

うえた城下町映画祭2022
第20回自主制作映画コンテスト

ゲスト登壇
矢野恭加監督
勝俣栄作さん

2022-246-191