sciさんの映画レビュー・感想・評価

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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.2

大江健三郎の「空の怪物アグイー」という物語にて、亡くなってしまった障碍者の息子が空の上から自分たちを見つめ続けている(見守ってくれている)という内容で・・・と思って改めて調べたら父親が息子を殺してしま>>続きを読む

斬、(2018年製作の映画)

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蒼井優の絶妙な塩梅の色気と金属音や肉が切れる音に圧倒された。体調が悪くていけなかった爆音映画祭で上映されていたのはこういうことだったのか。そして今回、映画館が爆音そのものだったのでラッキーだった。>>続きを読む

Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~(2017年製作の映画)

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チャールズ・ディケンズの「クリスマスキャロル」の話を耳にする度に号泣してしまい、「Disney’s クリスマス・キャロル」を3Dで鑑賞するために一万円プラスして対応テレビを買った身としてはぜひとも観な>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

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昔は通信手段がなかったら次にこの人と会えるのはいつか分からず、一期一会という言葉が生まれたのだというくだりは深~く納得。衛生状態や医療だって現代ほど発達していないしいつどうなるか分からない、これを最後>>続きを読む

ギャングース(2018年製作の映画)

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全体に疾走感が足りてない、テンポが悪い、もっとめちゃくちゃでもいい。冒頭の金庫盗む場面が一番ヤマで、あの緊張感がずっと続けば。終わった後に息ができなくなる救いようのなさは「ビジランテ」の方が上で。>>続きを読む

人間機械(2016年製作の映画)

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布を見るのが嫌になった。洋服をしこたま買うのはやめたいと思った。

真っ白な布を織っているのは黒い工場の中にいる無数の無名の労働者たち。

工場で早くから働けば技術が身に付くという男の子がいたが、いや
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祝福~オラとニコデムの家~(2016年製作の映画)

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たぶんかなりネタバレ。

オラは14歳の女の子。1つ違い弟のニコデムは自閉症で感覚が鋭敏、学習が遅い。父親はアルコール中毒、母親は離婚していて他の男性と同棲中、赤ちゃんもいる。

家のことはオラが面倒
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

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長いモラトリアム時期を過ごす3人の若者の話。こうなるんだろうなぁとの予想がその通りになったので驚きがなくて。映像の魅力は格別。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

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久々の20世紀FOXのロゴ映像。いつからこんな妙な音楽に?と思ったら途中からQueenバージョンなんだと。Queenってリアルタイムだったけど、ロックに興味がなかったのでほんとに有名な曲しか知らないし>>続きを読む

夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

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「お嬢さん」以来のキム・ミニ&初ホン・サンス
キム・ミニのアイドル映画かっ?と思ってしまった。初めて観るホン・サンス映画はこれじゃない方がいいような気がしました。元恋人の、お父様ほどの年齢の方が監督本
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

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お互いが作っている映画をめぐって殴り合いの喧嘩をするんだ!と当時の熱量にびっくりして、今の映画の現場にそれはあるんだろうか。若松考二そっくりの井浦新さんが出てきた瞬間はかっこよすぎて、世界に向かって鉛>>続きを読む

さらば箱舟(1982年製作の映画)

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35㎜フィルム上映にて
知人が「書を捨てよ町へ出よう」を観てなんだか分からなかった、と言っていたので、恐る恐る行ってみたけど大方理解できてほっとした。
山崎努、小川眞由美、原田芳雄がとにかく迫力があっ
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想像だけで素晴しいんだ -GO TO THE FUTURE-(2018年製作の映画)

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前半部分の若者役たちが素晴らしい。後半はどうしてもPV的。通底するおとぎ話的な雰囲気が好き。

サクらんぼの恋(2018年製作の映画)

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童貞の宮川大輔が憧れのAV女優と偶然出会ってドギマギする、ただのおっさん’sキラキラ映画かと思いきや、すべての内気で弱くて自信がない人へのメッセージのこもった誠実な作品だった。声が小さくて優しい人であ>>続きを読む

散り椿(2018年製作の映画)

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原作(未読)の流れを消化しようとしていたのか、話が説明調でブツ切れなのがとても惜しい。脚本でもっとテンポ良くできなかったのかな、と。
緒形直人が安定したうまさ。時代劇は重厚な感じで喋るのに自分が慣れて
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キャタピラー(2010年製作の映画)

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食欲と性欲だけを満足させられることへの報復のように、手足のない夫をリヤカーに乗せ、「軍神さまは素晴らしい!その面倒を献身的に見ているあなたはもっと素晴らしい」と、村人に褒められ自尊心を満足させる妻。>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

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導入部分、おとぎ話のようにジェイムスの生活が語られる。
ガラスの外の空にはロッキングホースが横切り、木でできた虫たちが飛んでいる。悪者の(!)太陽は望遠鏡が刺さった「月世界旅行」の月とそっくり。画面は
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

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これを観るまでインディアン保留地の存在を知らなかくて無知を恥じた。
保留地の中ではインディアンも白人を毛嫌いしているし逆もしかり。若い女刑事が現れた時の、男性だけでなくインディアンの妻の苦々しい顔。
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

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朝子の最初の選択がものすごく理解できたし、あの場では自分でもそうしたと思う。濃密な恋はいつまで経っても脳内で続いているし、あの熱情が再び来るんだったらそこに戻って身をゆだねたい。
でもその恋は防波堤の
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あみこ(2017年製作の映画)

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春原愛良ちゃんのしなやかな体の動きを観て昔の山田真歩さんを思い出した。身体の表現で映画の魅力が増すんだなぁ。
田舎者が出てくる東京は渋谷じゃなくて池袋なんだよ、ということを聞いたことがあってまさに池袋
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草叢/不倫団地 かなしいイロやねん(2005年製作の映画)

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堀禎一特集にて。
ピンク映画をほとんど観たことがなくて比べようがないけど、「SEX配達人」もそうだったように、根底に市井に生きる人へのいとおしい眼差しがある気がする。とはいえセックスしている間に団地の
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天竜区旧水窪町 山道商店前(2017年製作の映画)

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展開に意表をつかれた(笑)。
「電車がね、なかなか通らないんですよ~」

電車が現れて終わった!

天竜区奥領家大沢 冬(2015年製作の映画)

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犬のジョンの吠え声でオープン!
これまでの作品が「今」を映したものだとしたらこれは過去がはっきり映っていた。古い写真と相まってご先祖さまの魂があちらこちらにいるような気がした。そして今という時間にジョ
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天竜区奥領家大沢 夏(2014年製作の映画)

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良い語り手がいるだけで素晴らしいドキュメンタリーになるんだという見本のような作品だなぁ、と。
堀監督は本当は「夏の娘たち」をここで撮りたかったんじゃないかと思った。芳醇な沢や雨や雲が様々な形でたゆたう
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天竜区旧水窪町 祇園の日、大沢釜下ノ滝(2014年製作の映画)

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花火は遠い日の子供時代の夏の思い出だ。おじいちゃんおばあちゃんがいた鳥取で公民館に子供たちが集まってやったなあ。
祇園ってこっちにもあって、家が持ち回りで子供たちを受け入れる役をするんだというのは一緒
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天竜区奥領家大沢 別所製茶工場(2014年製作の映画)

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山の奥深くの急峻な集落でお茶を手で摘む村人たち。気の遠くなるような営々とした暮らしと繰り返される息の合った作業の動線と車輪の回転とベルトコンベヤーの前進と音の渦。
上映中に茶を乾燥させる時に拾い上げる
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