フォロウィング 25周年／HDレストア版のakinaのレビュー・感想・評価

クリストファー・ノーラン監督が1998年に発表した長編デビュー作。

ストーリーがほぼ登場人物2人が会話をするシーンなので、今の彼の超大作作品を思えばミニマルな視界・世界観ながら、時間の構成力の高さがこの頃から伺えて、難解さも低く、それによって主人公のビルがどんな落とし穴に滑り落ちていったのかが見えてくる。
個人的には部分的にビルとコッブの見た目にも混乱させられたりしつつ、ラストでしっかり恐怖を感じられるスリラー作品でした。

モノクロだし、ロンドンが舞台だし、汚くてオシャレだった