エブリデイねむろう

ほんとにあった!呪いのビデオ105のエブリデイねむろうのレビュー・感想・評価

3.5
投稿されてきたという心霊映像を検証・紹介する心霊ドキュメンタリー。
「ほんとにあった!呪いのビデオ」(以下ほん呪)シリーズ第105弾。
演出・構成:藤本裕貴

「沐浴」

ベビードールで沐浴の練習をする旦那さんの映像。
人形、謎の奇声、鏡、人形から滲み出る謎の黒い墨汁、そして同封されていた謎の手紙。
「ほん呪」でよくみる心霊欲張りセットである、とでも言うのだろうか。

「ケモノ」

イノシシ、生で見るとバチクソでかくてビビるんだよなぁ。
まぁさすがに人型に変形するやつは見たことないけども。
ビーストウォーズに憧れたイノシシの怨念である、とでも言うのだろうか。

「骸の知らせ 前編」

チーム藤本の入れ替わりは激しい。
男鹿くんは更にデカく、木勢は酒焼け声がレベルアップしていた。
更に新人カメラマン(イケメン)という体制で挑む心霊取材。

投稿映像はZOOMっぽいリモート会議の映像。
こんな芝居がかったリモート会議観たことないぜ!

ただ、そのあとの玄関ドンドン動画は普通に怖い。

「回転」

これ、人が前を横切るだけでよかったと思う。
それだけで伝わるし、充分に怖い。
直後の生首で冷める。
あんま自信なかったんかな。

「車中泊」

んー微妙。
なんでこのタイミングでカメラ回してたん?
車が踏んづけたランドセルをカメラに収まるのを待ってから動かしてるのも「撮影」って感じ。
声やロケーションはいいんだけどなぁ。

「残影」

こういうのが好き。
変に怖がらせようという意志を感じない。
ほんとに偶然たまたま映っちゃいました感。
こういうのが好き。

「骸の知らせ 後編」

投稿者の自宅に混入したアカウント。
そこには元カノが撮影したという写真が映り込んでいた。
その元カノとコンタクトをとることにしたスタッフ。
しかし自宅には不在であった。

相変わらず下調べがガバガバな製作委員会である。

オチはスマートでよい。

でも最後のはいらなくない?

<総評>

映像後のReplay画面の音が無駄にでかい。
取材中に挿入される効果音も無駄にでかい。

藤本くんの自信のなさがあらわれている。
…のかと思ったけど、演出協力に菊池宣秀のクレジット。

音がでかいんだよ菊池ぃ!

2024ー旧028