にっきい

殺人女優のにっきいのレビュー・感想・評価

殺人女優(2024年製作の映画)
3.2
最近ちょこちょこ見かける「◯◯」上映委員会と言う配給方式。

落ち目の女優と売り出し売中の新人女優の共同生活の話し。
韓国の芸能界って事務所が住む所まで用意するのが当たり前なんだろうか?
売れっ子になると一人暮らしさせてもらえる?

女優のスヨンは人気絶頂の時に不祥事を起こし、今やサイン会をしても人が集まらないほど落ちぶれてしまった。
同居している後輩のガヨンは若くて可愛く、事務所も力を入れて売り出していて、自分との扱いの違いに嫉妬を募らせていた。
ある日不満が爆発し、ガヨンと大喧嘩をした後酒を飲んで寝てしまうのだが…、って話し。

落ちぶれた原因の不祥事が何なのか、なかなか語られないので焦ったい。
そもそも不満爆発までが結構長くて多分尺の半分くらい使ってるので退屈。
落ち目になった原因は自分の起こした不祥事なんだから自業自得なのに、やたらと強気でプライド高いし、それでいて表向きは自分を卑下するような発言を繰り返して、全く共感出来ない。
不祥事の原因が飲酒による人身事故なのに、また酒飲んで居眠って目覚めたら後輩が胸に包丁刺さって死んでるって…。
自分が殺したのか、事故だったのかも分からないくらい酔っ払うバカっぷり。
ただこの後色々な偶然が重なり次々人が死んでいくのはテンポ良くて楽しかった。
不祥事は100%スヨンの責任だけど、クライマックスの出来事には何年も前から続くスヨンへの妬み(逆恨みに近い)があり、謂わば巻き込まれ系なんだけど、スヨンの性格の悪さから可哀想には思えなかった。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2024年10月19日
鑑賞回:17:05〜19:02
劇場名:シネマート心斎橋
座席情報:劇場① J-8
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:103分
備考:TCGメンバーズ(1400円)
**********************

NEXT▶︎▶︎▶︎『DEADMAN 消された男』
にっきい

にっきい