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ジョン・カーターのakayukiのレビュー・感想・評価

ジョン・カーター(2012年製作の映画)
3.4
エドガー・ライス・バローズの小説「火星のプリンセス」の映画化、突如火星に転送されてしまったジョン・カーターの大冒険を描くファンタジー。
ディズニースペクタル巨編と銘打ってるから子供向けファンタジーかと思いきや大人向けな印象。
これPG13なんですね、内容も複雑だし主人公の過去の描写が重いなぁと。
キャラクターがあまりパッとしないのが惜しいところ。
始めこそビジュアルにギョッとしたけども火星の犬ウーラは可愛い。
映像技術はさすがディズニーで火星の景観は綺麗、アクションも楽しめた。
面白くなかった訳じゃないけれど、ちょっと全体的に地味すぎたかな…。

マーク・ストロングがそのままの頭で出てくれるとなぜか安心します(笑)
今回は落ち着いた悪でローブが大変お似合い、キャラクター設定的には好きな感じです。
でもその設定上、出番がやや少なくなってるのが悲しいところ。
タルス・タルカスってウィレム・デフォーがやってたのか、これは言われないと気付かないな。

三部作にする予定だったようですが興行収入振るわず、もう続編は考えてないんだろうな…。
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