芸術も才能だけではない。
その実は血の滲むような努力の世界。
この映画には、普段触れることの少ない「芸術家になる」という軌跡が見事に描かれていた。
正直そこまで期待はしてなかったのだが作品としても完成度高く、一部の重鎮を除き、役者さんも皆若手が中心だが、違和感なく観れました。
特に眞栄田郷敦演じる矢口八虎がカッコよい!また難しい役どころを演じた高橋文哉も良かった。二人のことは存じ上げてなかったがらハマり役だったと思います。
日々の生活に意味を見いだせない八虎が、芸術の世界に闘い(=受験)を挑むストーリー。
「俺にしか描けない絵がある。」
なんか人生と絵画がクロスして心に突き刺さったな。
テンポ早く進んだので、おそらく映画には描かれなかった内容が原作にあるのでしょう。
原作もぜひ読みたいと思います!