私が存在しない日々を配信している動画配信サービス
Filmarksの楽しみ方
ヘルプ
会員登録
ログイン
映画
映画
映画を探す
上映中の映画
公開予定の映画
今週公開の映画
今話題のおすすめ映画
映画賞・映画祭
製作年代・製作年
製作国
ジャンル
配給会社
映画シリーズ
#タグ
映画館
動画配信サービス
・
Prime Video
・
U-NEXT
・
DMM TV
・
Rakuten TV
・
ディズニープラス
・
FOD
・
TELASA
・
Lemino
・
ABEMA
・
dアニメストア
・
Hulu
・
Netflix
・
JAIHO
・
ザ・シネマメンバーズ
・
WOWOWオンデマンド
・
アニメタイムズ
・
Roadstead
・
J:COM STREAM
ドラマ
ドラマを探す
今話題のおすすめドラマ
製作年代・製作年
製作国
ジャンル
動画配信サービス
・
Prime Video
・
U-NEXT
・
DMM TV
・
Rakuten TV
・
ディズニープラス
・
FOD
・
TELASA
・
Lemino
・
ABEMA
・
Hulu
・
Netflix
・
WOWOWオンデマンド
・
アニメタイムズ
・
Roadstead
・
J:COM STREAM
アニメ
アニメを探す
今話題のおすすめアニメ
製作年代・製作年
放送・配信時期
制作会社
動画配信サービス
・
Prime Video
・
U-NEXT
・
DMM TV
・
Rakuten TV
・
ディズニープラス
・
FOD
・
TELASA
・
Lemino
・
ABEMA
・
dアニメストア
・
Hulu
・
Netflix
・
WOWOWオンデマンド
・
アニメタイムズ
・
Roadstead
・
J:COM STREAM
FILMAGA
ユーザーを探す
Filmarks内から
映画
キャスト
ユーザー
検索
Filmarks映画情報
フランス映画
私が存在しない日々の映画情報・感想・評価・動画配信
私が存在しない日々を配信している動画配信サービス
『私が存在しない日々』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?
動画配信は2025年5月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次
私が存在しない日々が配信されているサービス一覧
私が存在しない日々が配信されていないサービス一覧
私が存在しない日々の評価・感想・レビュー
私が存在しない日々が配信されているサービス一覧
『私が存在しない日々』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
私が存在しない日々が配信されていないサービス一覧
『私が存在しない日々』に投稿された感想・評価
KnightsofOdessaの感想・評価
2024/05/04 22:27
5.0
[1日ごとにしか存在できない男の物語] 100点
人生ベスト。ジャン=シャルル・フィトゥーシ長編三作目。ルイス・ミゲル・シントラ演じる謎の男がアントワーヌという名の幼い甥にある物語を語り始める。それは2日に1日しか存在しないアントワーヌという男の物語だった。真夜中24時になると次の日を飛ばしてその次の日の24時1分に遷移してしまう彼には、昨日と明日という概念が存在せず、起き上がると新聞を読んで必死に知らない"昨日"を埋める日々を送ってきた。そんな彼が最も避けていたのは他人、特に女性だったが、肉屋ですれ違ったクレモンティーヌの魅力には抗えなかった。こうしてアントワーヌはクレモンティーヌと共に生活することとなり、自分が存在しない日々のことを一層強烈に意識することになる。まず、映画は見事に生と死、光と影が交代していく。ロールという少女が病床にある老人に会いに来る昼間のシーンの次に、夜にロールが電気を消して寝るシーンというように。最も分かりやすのはアントワーヌとクレモンティーヌが映画館で映画を観るシーンで、二人の顔がスクリーンの光によって明るくなったり暗くなったりするのだ。ここで、これらシーンごとに訪れる明滅こそが映画であることを気付かされると同時に、二人はそれらを前にして身を寄せ合うのだ。また、付き合って2年が経ったある日、二人は郊外にある公園の池でボートに乗る。そこでは、頑なに二人を同じ画面に収めなように厳格に切り分けられたフレームの中で、二人に当たる光の量がいきなり変化するカットがあり、クレモンティーヌにとっては2年だがアントワーヌにとっては1年という意識のズレを視覚化したようでもあった。滑らかさを意図的に消し去ることで、アントワーヌの人生をも視覚化するのだ。現実と非現実の接続という意味では『私は死んでいない』のラストシーンを思い出した。
また、二人を頑なに同じ画面に収めようとしないショットの数々は、必然的に生まれる妙な空間が孤独感や断絶を思い起こさせると同時に、不在者の存在を画面に刻み込むようでもあった。
物語の中心にある、アントワーヌの消滅も見事だった。アントワーヌ目線では日付が変わっているだけで大きな変化はないが、クレモンティーヌが加わることで、その差異が浮かび上がる。最初に登場する失踪シーンで、アントワーヌのいないベッドが少しだけ映り、すぐに次の日の夜に彼が同じ体勢で寝ているカットへと切り替わる。一方、クレモンティーヌが初めて彼の失踪を目撃するシーンでは、瞬きしたらいなくなっていたような時間の隙間に彼はいなくなり、彼の居ない部屋で一日を過ごし、夜になって再び同じベッドの同じ位置に戻ると(映画上の)10分前と同じ構図で彼が戻ってくるのだ。この視点を転換した見事な反復は、カットの間で省略された膨大な時間を認識させ、後にアントワーヌが至る"10年ごとに起きる"という決断への思考を予想させるものとなっている。また、上記の明度の違いも含めて、比喩的な意味における"他者との時間感覚の違い"を視覚化しているものでもある。
必然的なすれ違いによって、クレモンティーヌは最も残酷な方法でアントワーヌとの関係を終わらせる。それは、彼が復活する場所を別のもので埋めることで復活を阻止するというもの。『亜人』の殺し方じゃん。しかも、そこで協力者が選んだ"別のもの"というのが、彼が必死になって読み込んでいた新聞、つまり"彼が存在しなかった日々"そのものなのだ。なんて残酷なんだ…
#2024ofOdessa
#オールタイムベストofOdessa
コメントする
0
さいとぅおんぶりーの感想・評価
2025/04/04 16:59
5.0
「存在した者は、もはや存在しなかったということは有り得ない。これからは存在したという神秘的で深く曖昧な事実が永遠への切符となるのだ」哲学者ジャンケレヴィッチの一節から始まり、観る者に「不在」をめぐる存在論的な問いを投げかける作品。
アントワーヌは1日おきに“消えてしまう”存在であり、この不在と実在のリズムは、彼の生が不確かさと共にあることを示していた。そして存在の連続性を持つ彼女との出会いが自己の不在性をいっそう強く認識させ、彼は存在を追憶する少年との出会いにより「10年に一度だけ地上に現れること」を選び、自らの墓に入る。(シュレディンガーのアントワーヌ状態)
ラストの鳥籠のショットは象徴的で、鳥たちが鳴き、そして消え、籠だけが残される。鳥籠はそれのみでは存在が自立しえず、鳥という存在によって成り立つ。そしてそれを見る私たちは、そこに確かに“かつていた”鳥の存在を感じてしまう。墓標のカットを含めこの視覚的な存在の余韻が素晴らしかった。
エンドロールのあとに映る誰もいない荒野もまた、アントワーヌの不在を追いかけてしまう様になっており、鳥の声だけが響き、そこに人の姿はなく、それでも観客はそこに“彼がいる”という痕跡を感じ取ってしまう。ジャンケレヴィッチの言う「存在したという事実が、永遠への切符になる」という言葉が、映像によって見事に体現されている。そしてこの物語そのものが、映画という記録媒体の本質であり、不在と存在を往復する虚構的な装置と重なっているという点だ。アントワーヌは物語の中にしか“存在しない人間”でありながら、映像としてスクリーンに焼きつけられ、観客の記憶に刻まれる事で、まさに冒頭の「存在の曖昧な事実」そのものとなっていた。
コメントする
0
らぶいゆーずの感想・評価
2024/05/05 13:00
5.0
【オデっさんに導かれて】
いつも参考にしているユーザーさんのレビューで気になって鑑賞。初めてのフィトゥシ映画。1カット目のパンショットから惹きつけられ、そのまま終わりまで洗練された演出技巧を堪能しました。ありがとう!
「私は死んでいない」も観れる日が来る事を願う。
メモ: 「クレーヴの奥方」公開の3年後、「家宝」と同年に発表。
コメントする
1