人類初の月面着陸「アポロ11号」計画に熱意を捧げた発射責任者とPR担当者の姿を描いた作品。
大胆な手法でPRを進め、予算と話題を勝ち取っていく担当者のケリー。
国に人生を捧げてきた元軍人の発射責任者コール。
反発しながらも協力して、計画を成功へと導こうとする2人の微妙な関係がドラマ的でおもしろい。
月面着陸陰謀論を下敷きにしたストーリーは、リアルを追求したものというよりはエンターテイメント性が高い。
登場人物たちがアタフタしたり、絆を育んだり、騙したり、成功したりする物語はやっぱりおもしろい。
荒唐無稽すぎるしキャラクターの深掘りが中途半端な気もするけど、作品に詰まったロマンは十分に楽しめる。
チャニング•テイタムとスカーレット•ヨハンソンのコンビも魅力的。