そこら辺の人

シャイニングのそこら辺の人のレビュー・感想・評価

シャイニング(1980年製作の映画)
3.9
ジュリー・デュバルの恐怖顔があれば、ジャック・ニコンルソンの大顔芝居もぜんぜん大袈裟じゃな…いや…これは怖がらせる顔の映画だ。叫びたくなる顔映画。なので、大芝居も成り立つのだ。

でも最近はこういう俳優も見なくなったから今となっては希少な俳優だ。

ほんと、あのホテルのロビーを三輪車で漕いでカーペットの所で音無くなるの凄くいい。リズムが。こういうの随所にあってほんと何度見てもおお!となる。横移動の光の加減とかさ。まじで血がドバーの意味はわかんないけど凄みがあるのがこの人の映画だ。それとロケーションが最高過ぎる。


ジュリー・デュバルは良いのだけど、ずっと怖がっててそこが少し残念。キューブリックはそこ(恐怖顔)にしか興味が無かったのかな。