このレビューはネタバレを含みます
なんてことない、雪山遭難殺人事件
ストーリーは至ってシンプル
難解なのは誰に操られていたのかのだけど、
おそらく最初のシーンで仄めかされていた遭難事件の怨霊と、以前から勤務していた一家殺人事件が混ざっているから?もう一つは結局シャイニングな何なのかよく分からない、予知能力というよりは同期してしまうみたいなことなのかな
左右対称を手持ちカメラで少し傾けることでよりホラーの演出が増すこと
カメラ位置を子供の目線より少し下に置くこと
雪山、ホテル、廊下、ホテルの部屋のシャワールーム等、あらゆる閉鎖環境が肝な気がした
などなど、ホラー映画の要素が詰まっている
ちなみに1番怖いのはシェリーデュバル
最後のジャックニコルソンの凍るシーンは何あれ笑、と笑ってしまった
"All work and no play makes Jack a dull boy”
と記された紙面の構成を全部変えててかっこよかった、コンクリートポエジーのような。
最初の黄色の車が山を登るシーンはルパンのカリオストロを彷彿とさせる。むしろ逆か?
最後の1921年の舞踏会の写真、言わずもがな白人だらけ
劇中の音楽いいなあ