このレビューはネタバレを含みます
音楽が不穏すぎてめちゃくちゃ怖かったです。
あと、狂気に憑りつかれる父親・ジャックがもう本当にイっちゃってて、とにかく怖かったです。表情がとにかくすごい。日本版作るならたぶん父親役は香川照之だね。
題名の「シャイニング」は少年・ダニーが持つ”超能力”のことを指していて、題名になるくらいだから重要なのかな?と思いきやそんなことはなく、せいぜい救援を呼ぶくらいにとどまっていたのが謎でした。どうやら原作では、この「シャイニング」という能力が重要だったようですが、なぜ映画ではこんなに削ってしまったのか…。
また、ダニーを”先生”と呼ぶ理由も明かされなかったので、ちょっと残念でした。何か重要な伏線っぽかったのに…。
この作品も映像が美しく、特に鮮やかな赤で統一されたトイレの内装が印象に残りました。