ジャック・ニコルソンの演技がひかる作品。スティーブン・キングの原作を予め読んでいたため、苦手なホラーながら落ち着いて見ることができた。
息子の少年も幼いながら大人びた演技で良い。ヒステリックな奥さんも良いキャラクターだ。
唯一の難点は黒人コックのキャラクター、ハロランの扱いが悪かった事。超能力「シャイニング（輝き）」を扱える人物であり、息子を助けたり、助言を与える役であり、重要な存在である。
原作では最終的に生き延び、このキャラクターが気に入っていたので大いに安心したものだ。
しかし映画ではほとんどストーリーに絡んでこない上、あっさりと殺されてしまった。
スティーブン・キングが原作とかけ離れたストーリーに激怒したという逸話もあるらしいが、なるほど確かにあの扱いはなんとかならなかったのか。
