アトロク試写会に外れ、気持ちが萎えていたが、評判の高さとアカデミー賞の結果を知って、いてもたってもいられなくなり休みの水曜日に映画館へ。
前半は想像通りの(お色気強め)シンデレラストーリーで、思いの外早い段階で幸せ度ピークへ。
このまま終わる訳ないよね～って思いながら観ていたが、ここからがとても面白かった。
強面の見張り役と用心棒が意外といい意味でぬけてて、途中可哀想になるくらいいいキャラだった。
その後のイヴァンのまさかの行動。
アニーの猛獣のような立ち回り。
ロシアからの親が来る前のサブボスキャラ神父の登場。
段階的にキャラクターが揃い、アニーの強烈な個性もあって不思議な4人組でイヴァンの行方を探すことに。
ここからもひとひねりふたひねりと面白い方向へ何度も裏切りながらの、両親との対面。
話の進み方が本当によく出来てて、長めの作品なのに退屈する瞬間が全くなかった。
ラストも更にひとひねり。
初めは最悪な関係から、中盤以降はアニー側の言動をする用心棒イゴールと心を通わし始め、最後には…。
気丈に振舞っていたアニーにも一気に色んな感情が吹き出るラストシーンは、着地点としてとても良かったと思う。
・ハングオーバーでも出てきたが、24時間結婚式が挙げられる教会は本当にあるんだ！？
・そうなると思っていたがイヴァンの親への怯えようはない。
・イヴァンのお母さんとアニーは気丈なところが性格似てる気がした。痛快なやり取り。
・イヴァンのお父さん大爆笑。これはもしかしたら気に入られて…と思ったが、現実は甘くなかった😅。
