かわ1970

ナミビアの砂漠のかわ1970のレビュー・感想・評価

ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)
4.3
去年は河合優実の年だったと言われるのが納得の作品。
「あんのこと」だけでもすごいのに、この作品も…。それ以外にも「ルックバック」「敵」にも出ているのだから本当にすごい😊。

カナのホンダに対する態度がなんであんなに冷たいのだろう?って思っていたら、出張中にそんなことしていたのね、って分かる。ずっと風俗に行ったことを謝るホンダも良いやつ風だがなにかズレてる。

ハヤシはハヤシで前半は特にカナを振り回す存在。
「別れたい」「そして別れたカナとまた会いたい」とか勝手なこと言うのに、カナは怒らない。
友人に誘われたBBQパーティに連れていくも、知り合いのいないカナを終始放置。
それでもカナは怒らない。
それが引越し荷物からアレを見つけた事でスイッチが入ったのか、その後のカナの暴力に対し、ハヤシは戸惑い、逆ギレ→謝り→逆ギレ→謝り、ついには取っ組み合いのケンカが日常に…。
俯瞰で見ると楽しんでいるようにも見えるケンカだが、ハヤシの「もうお前本当に無理」と突き放すことから、本気なんだろうと分かるが、決定的な言葉は言わない。

ここまで激しくなく、手は出さなかったが、自分の結婚生活30年の間にもこれに近い事はあった気が…😅。
ホンダとハヤシ、どちらの要素も男は持っているだろうし、カナの要素も女性にはどこかある気がする。

途中、妄想なのか、現実なのか、喧嘩の動画(誰が撮った?)を観ながらルームランナーをピンクの部屋で走るシーン、隣の不思議な美人(唐田えりかは極悪女王で好きになった)と心通わせるシーン等、まだ消化出来ていない所もある。
大怪我をした後、ずっと付きっきりになるハヤシに対して幸せそうなカナの笑顔。
別れた後の再会時、泣いて謝るホンダに対して、冷たくしながらも悲しそうな目を向ける所。
等など、どんな風に解釈したかを誰かと話したくなる映画だった。

河合優実はやはり気になる俳優さんでこれからも出演作品から目が離せない😍。
かわ1970

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