なんだかアベコベだなと感じた。前評判の良さと、一部で囁かれていた不評のどちらかを確かめに言ったが、どうやら後者だったようだ。麻薬王が性転換する話という時点で、しかも出演しているのが女優だらけってことで、如何にも現代的だなと思って、そこは別に文句はないのだが、フランス人監督がメキシコを舞台にして大半の台詞をスペイン語で撮るなんて、多様性ぇ~凄いぃ~とはなりません。中国の監督が日本を舞台にインド語の映画を撮った時に、おそらく感じる物凄い違和感を、アメリカで批判している人はこういう気持ちなんだろうなって感覚。また、突拍子ないミュージカル場面も多く荒唐無稽だったけど、Z・ゾルダナが助演女優賞も納得の名演だったのだけが救い💃