このレビューはネタバレを含みます
大感動した。
なんか細かさと引用のわくわくだなって感じで度々の不意のズームわーって楽しんでたけど階段落ちたあたりからくらいまくった。
えーホスクラってこんなうるさいんだとか美容脱毛が仕事っていう批評性と現代都市生活感とか理解ある感じだけどピルはちゃんと飲ませることの間違ってはいない嫌さとか3-4×10月の花を見かけてかなの感じとか調子いいこと言って渡せちゃう感じとかの人物の描き出しの細かさ。気合わないやつはプーパッポンカリーが嫌いなんだなーみたいな。台湾映画とか汚れた血とかを思わせるわくわくとか。そういう細かさが映画で病気を表現することに活きてくる感じ。
昼ごはんで揉めて物投げ出したあたりではっきりこの人双極っぽいなって思ったんだけどやっぱり病院通い始めることになって本当に苦しくてもがき苦しんでて。大人になって考えるとどうかと思う感情的というか脳の作用としておさえがたい振る舞いを恐ろしく描いたり客観的に描いたり。いけ好かないんだけどもがき苦しんでる人間に笑顔が訪れる感動。比べるのもどうかと思うけど花束がいけ好かない人間をこてんぱんにしてるのに対してこてんぱんにしないでくれてありがとうあたたかさだ。言っちゃいけないことってあって言っちゃいけないことって基本言わない方がいいんだけど言っちゃいけないということ自体が間違ってることがあっていっちゃいけないことを言ってしまう人が本当に言うべきことを言う瞬間っていうのはあるんだろうな。焚き火かこむか。