前半は「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」を映画化したのではというほどのあるある日常描写の釣瓶打ちで痺れましたが、後半また違うトーンになっていき、最終的にわけわかんない気持ちになった。
いろいろ好きな場面はあるけど、妙に印象的だったのは「住宅街をテキトーに歩いていたらドンツキに入り込んでUターンする」場面。でも実はこれもいろいろと示唆に富む場面でもある気がする。
『3-4X10月』でたけしが武器を隠してた花束と同じような花束をカナが持ってるシーンがあって妙に気になったけど、あれはどういう意味があるんだろう。
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この『ナミビアの砂漠』というタイトルかなり好きなタイトルだけど、撮影があと2年ほど遅かったら「オランダのアザラシ」でもいけたのではないか、というくだらない感想を抱いてしまった。