新2年生が新1年生を見て「かわいい〜」と言ってる様子、かわいいの入れ子構造すぎて頭がヘンになりそう。
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この短編の元になった『小学校~それは小さな社会~』を観て無いので何とも言えない部分もあるが、この作品で思わず感動してしまうそのエモーショナルさをそのまま素直に受け取っていいのだろうか、と少し疑ってしまう部分もある。
長編版のほうのキャッチコピー「6歳児は世界のどこでも同じようだけれど、12歳になる頃には、日本の子どもは“日本人”になっている」には物凄い皮肉が込められているようにも思うし、このタイプの作品を「日本スゴイ!」文脈で消費したくないなという心のブレーキが勝手に作動してしまう。