台湾ホラーということで、呪詛もわりと良かったし観に行ってみた👀酷評を見かけるけど私はけっこう好きでした!
突き抜けて感動するわけではないけど、良作。実家で深夜にまったり観たい系。
個人的には恐怖の先に深い悲しみや人間の業を描いているところが好きでした。
---✂︎---以下ネタバレ---✂︎---
序盤からずっ...と、じめ〜っとしたアジアホラー×ジャンプスケア、夢オチとともに繰り返すもんだからちょっと途中ダレてくる。(夢オチは複数回はナシやろ〜と思うのは私だけ?)
でも終盤様子がおかしくなってきて色んな路線が混ざってくるのが良かった。
まず大叔父の人怖→実はみんなもう死んでた!→家族愛...😢→霊能者vs祖父の霊→再び人怖へ...。
まとまりがないけど楽しかった。笑
大叔父絶対怪しいやろ!とずっと思ってたよ!魔法を習ったんだよ♫のくだりとか、これ絶対フリやん!と。でも家族全員がもう死んでるとかは全然わかってなくて普通に驚いて楽しめた。なるほど...。
このへんの家族愛が唐突でいいよね。生きてるうちに素直になれたら良かったよね...。
家族の温かい面が描かれる一方で、大叔父がここまで恨むような何かも確かにあったわけで(お母さんが首を吊ってしまったんよね?)家族の断ち切れない糸、逃れられない因縁を感じる...。
娘がとにかく良い子で可愛い。守りたいこの命。自分が経済的負担をかけてることを申し訳なく思い、自分だけ連れていって、お母さんは幸せに暮らして、って祈るシーンが切なすぎる。
お寺のおじいさんにはもっと!積極的に!介入してほしかった!!
葬儀が終わってから帰ろう、って言うて引き返した瞬間「寺に泊まって昼に行け💢」と思いました。お母さん娘放置しすぎやから!やばい家やねんからずっと一緒にいろよ!
祖父の霊めっちゃいい。スマホの顔認証、絶対迫ってくるのに一旦隅から隅への謎移動のタメをつくるのも楽しい。こんなに出てきて嬉しい霊おる?
車で祖父来てくれたから大丈夫やったんかなと思いきやのラスト...深い悲しみの中、終幕。
うーん、ダレた部分もあったけど、やっぱり好きな作品だったな!
悲しい余韻がちょっと『呪怨』を彷彿とさせた。懐かしい。