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スウィート・スウィートバックのXXXXXのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

これぞブラックプロイテーション映画の起源!黒人の地位向上の為に作られた、黒人が主役のB 級映画のジャンルムービーです。

娼館で下働きをする黒人少年。娼婦の女に無理やり童貞を奪われてしまい、その後成長しセックスショーのボーイとして生きていた。
やがて、彼は濡れ衣を着せられて、警察に追われる立場に。

監督のメルヴィン・ヴァン・ピープルズが主演も務めています。
少年の童貞喪失の場面は、監督の実の息子にヤらせたみたいで、ここのシーンガチでやってるそうです。
日本版DVDでは、少年全体に完全にボカシがかかっていて、何のことやら訳分からん画面に。笑

ムーディーなソウルミュージック、讃美歌などが挿入されたり、唐突に画面が反転したり、変な編集にやり過ぎクローズアップの多用、ガチなセックスシーン連発に70年代のアメリカの危険そうな街並みなど、相当アンダーグラウンドな実験的カルト映画になってます。
自主映画なので相当安っぽいし、とにかく変な映画でした。
荒削り過ぎて、見る人選びまくりの究極のアンダーグラウンドフィルム!

ラストは本物の犬の死体がどアップになった後、
「警告!バッドアス野郎は借りを返しに戻ってくる!」と字幕が出て、強制終了!!というイカれっぷり!

TSUTAYAレンタルで見たんだけど、特典動画に、子供のセックスシーンがしっかり収録されてたり、現在の監督が紙袋被った女性の乳房を吸い始めたりと、かなりファンキー!!当時の息子がDVD発売当時に元気に来日してたらしく、彼の子供がうどんとか蒲鉾をイヤイヤ食べてたのがウケた。

もしかしたら、今作が無ければ『ブラック・パンサー』も存在しなかったかもNE!
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