ショートショートフィルムフェスティバル2024にて。

ハーバードに息子を行かせたい教育ママと、その息子の物語。

子どもは親思いで優しいからこそ、親の期待に応えようや顔色見たりで、色々と器用にこなすけど、

映画のラストシーンの後も、この親子の物語は続いていて、確実に親子の確執につながるからこそ、いつかは息子が本音で話して喧嘩して、いつか仲直りできる日が来るんだろうなと想像できた。

教育は誰のためのものか、考えさせられた。

マレーシアに暮らす母親は、10歳の少年をハーバード大学へ進学させる計画を進める。

いわゆる教育ママの話だが、このコンパクトなストーリーの中にしっかりドラマが詰まっていて奥深い。

家族は決して裕福ではないのに息子の計画のためにお金を使っていく。
息子は絵に興味が向いているのに母親はそれに気づかない、もしくは気づかないふりをしている。

そういったすれ違いが身につまされる。

キロク

2024年6月 SSFF2024／Asia International & Japan Program 2 ティーチイン付上映