にっきい

あの人が消えたのにっきいのレビュー・感想・評価

あの人が消えた(2024年製作の映画)
3.4
いきなり梅沢富美男が本人役で出て来て笑った。

人の為になりたいから配達員になった話し。

第一章 配達員 丸子夢久郎
コロナ禍で居酒屋をクビになった丸子は、逆に需要の高まっている配送業に転職する。
最近担当になったクレマチス多摩と言うマンションには、変わった住人が住んでいて…、って話し。
気弱で要領が悪くて配達が遅いとクレームが入るような人なのに、マンション住人の駐車スペースに平気でトラックを置くシーンがあって違和感。

第二章 人が消えるマンション
ある日205号室に荷物を届けるのだが、そこの住人の名前が小宮千尋。
丸子の唯一の楽しみ、ネット小説『スパイ転生』の作者コミヤチヒロと同一人物?って話し。
配達が遅いとクレームが来るような人なのに、配達そっちのけで住人の事を調べる主人公に段々腹が立ってくる。

第三章 須藤と別府、寺田と梅沢、最後に相馬
いつ配達に行っても留守だった203号室の流川を含め、全ての住人が不在に?
心配になって205号室に入ると、小宮の他に302号室の島崎も居て…、って話し。
今まで観てて感じた違和感や不思議に思った事の真相が語られる。
ここはかなり面白かった。

最終章 ◯◯◯◯◯
コレはネタバレになっちゃうので章のタイトルも書けませんが、この映画のタイトルってそう言う意味やったん?ってなりました。

前半、ろくに仕事もせずに住人に話しばかり聞く主人公にイライラさせられたんですが、3章で全ての伏線が回収されるのでスッキリ。
無駄話にもちゃんと意味があったし。
からの最終章でのどんでん返し。
結末は読めちゃうだけど面白かった。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2024年9月21日
鑑賞回:15:15〜17:45
劇場名:イオンシネマ京都桂川
座席情報:Screen7 N-13
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:104分
備考:ハッピー55
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【ネタバレ備忘録】
最終章のタイトルは"すべてうそ"
登場人物の名前、須藤、別府、寺田、梅沢、相馬の頭文字を繋ぐと分かるようになっている。
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