このレビューはネタバレを含みます
日和見な藩という説明オープニング後、新発田の城に風見鶏くるくるしてるの、ご丁寧すぎてちと引きましたが。😅
キャラクターとその配役から、末路をなんとなく想像してしまうのだが、それでも、なんとか逆転して生き延びてくれ!と祈りながら観ていた。
お調子者や学者肌が死を覚悟するときの心情とは。。。と考えるとみぞおちが震えた。
溝口(阿部サダヲ)の娘(木竜麻生)は、純粋さと一途さを持ち、愛と正義を貫いた尊い存在だった。入江(野村周平)と添い遂げてほしかったな…。
政(山田孝之)の妻(長井恵里)は、ろう者ではなく難聴者なのか、と最後に分かる演出になっていた。細かい。
社会の弱者といわれる者たちが生き延びていく最後。