このレビューはネタバレを含みます
劇場で観たかったけど観られなかった映画、1mmも救いがなかった
・爺っつぁん（本山力）がとにかくかっこいい、激シブ
・溝口（阿部サダヲ）こわすぎ、人が良さそうに見えるから余計に笑
・鷲尾さんの「わしは賊ら…十一人目のな」って台詞がかっこよすぎた。かっこよくてつらい。確かに最初の時点でタイトルと人数合わないじゃんって思ったんだよなー
・溝口さあ、下衆で最悪なんだけど、なんていうか、そういう立場って実際にあったんだろうな、必要悪というか…少なくとも描かれている描写としては私利私欲で殿を裏切る描写とかはないように見えたので、純粋にまだ若い殿のぶんまでうまく立ち回る方法を考えていたとみえる。結果として自分の城下町だけは戦火を逃れたわけだ。町民もお祭りムードで「めでたいな」のお囃子で映画が終わっていた。本当に最悪すぎだよ（最高）
それぞれのバックボーンの描写とか薄い部分もあったけど、最後の皮肉さが個人的にとても好きだったなー
