試写会というものに参加させて頂きました。
参加者の多くがおじいさんおばあさんで、夜の新宿に似つかわしくない面々が少し面白く、開場と同時に押すな押すなとごった返す節操の無さがまるで貧国日本を表しているかのように見えてしまいました。(この試写会は自由席だったので席は早い者勝ち)
指定された場所と時間に行って映画を観るのもたまにはいいなと。本当なら好きな場所で好きな時間に観る選択の自由が予め保証されている訳ですが、制約があるという状況が自由人の僕にとっては面白い。
肝心の映画ですが、内容はどコメディ。のんさんがいい味出しまくりで最高でした。館内のおじいさんおばあさんも声出して笑ってましたもん。笑
いや、これ、ホント大事だと思っていて、釣られて笑っちゃう場合は往々にしてある訳ですよ。でもね、笑うという事がどれだけ幸福な瞬間なのか?みんな忘れてる。エンタメをただただ消費する事に躍起になっていて、楽しむ幸せ笑う幸せを忘れている。
自ら楽しみに行く人生にこそ幸福は訪れるのですよ。だから、劇場に観に行っていっぱい笑って下さい。マジでおすすめです。
ただ1つ、もうのんと橋本愛の邂逅は要らないのでは?と思うのです。あまちゃんという呪いをみなでかけてがんじがらめにし過ぎ。もしやるのであれば、がっちりダブル主演的な作品でこそ絡むべきなのではないかと。