このレビューはネタバレを含みます
記録
恋人を亡くした現在、偶然の出会いで幸せを獲得する五年前、再び現在といった構成の作品で、凪役の女優の演技が上手すぎて物語に没入した。あと前半部分で、やたら佐野の背中を撮すところ、何かしらの意味がありそうに感じた。
またこの作品を鑑賞して、佐野は赤い帽子見つけたら「棺桶の中に入れるのかな…。」と想像したり、現在で泊まっている部屋が819号室だから「本当は凪を連れて旅行する予定だったのかな…。」と感じたりした。
この作品で個人的に好きな部分は、「凪のスーツケースのファスナーに服が挟まっているところ」で、凪のアバウトな性格に合っていると感じた。あと佐野が凪に赤い帽子あげる時に「千円だから。」って言っているのが失礼で好き。