このレビューはネタバレを含みます
劇場にて。
ドクターXファンなので、映画としての正当な評価が難しいため3というスコア。
初見さんからしたらキャラ説明も何もないしだいぶぶっ飛んでると思う。
だがファンからしたら「これぞドクターX」の連続で、12年間が詰まっていて、ファイナルにふさわしく、わたしは大変満足した。
ファイナルとか言って踊るみたいにまたやるんじゃないの?と思わなくもないが、田口トモロヲが出てきた時点で本当の終わりなんだと実感した。
海老名の三日天下ならぬ5分天下が実に海老名らしい。
蛭間と晶さんの不思議な関係性にまさか泣かされるとは思わなんだが、蛭間の「隠蔽しなさい」がカッコ良すぎて、今まで隠蔽=完全悪だと思っていたが、これは隠蔽しろと心から思う。笑
わたし、失敗しないので
シリーズを通して一貫してきた未知子のこの言葉と患者に向き合う姿。その根元も納得のものだったし、だからこそ晶さんならこうすると言って犯罪を犯そうとする未知子でも私は自然と受け入れてた。
染谷くんも違和感なくこの大事な役を演じ切っていたし、相変わらずのおじさんトリオ、そして西田さんが蛭間をしっかりと最後まで生きてくれたこと、ファンとして本当に感謝したい。
あとはもうとにかく米倉涼子と内田有紀のかっこいいことよ。
ひとつだけ心からの文句があるなら、主題歌なんでSuperflyじゃないんだよ!ってことですね。