2009年か…
チバ追悼上映初日はもちろん満席。年齢層も幅広く、本当に老若男女がそれぞれの思いを持ってスクリーンをただ静かに見つめていた。
解散しても、アベがいなくても、チバがいなくても、ミッシェルは生きてる。永遠に生き続ける。
改めて思ったのは、こんなバンド後にも先にも現れやしないって。個々が唯一無二の超絶技巧なのに、それを感じさせず、4人にしか出せない音となった時に、ただただ「かっけぇ」と思わせるのが凄い。
自分が年齢を重ねた今見ると、命かけて音を奏でていて、たぶんライブ終わった後2キロくらい痩せてんだろうなってくらいの汗で、マジで体力おばけ。そこにすべてをかけ、そこにエクスタシー感じてるんだろうな。
隣がファミリーで、真ん中に5歳くらいの男の子が座ってたんだけど、「子ども連れてくるなよ…」とは思ったが、始まった途端「ミッシェルー」って言ってるの見て、英才教育成功してるやんって思った。でもやっぱり喋っちゃったりじっとしていられないので、連れてきてほしくはなかったかな。この映画を劇場で見られるのはおそらく今回が最後だから、気持ちはわかるが。
デビュー当時の4人可愛かったし、98年フジロックとか、仙台とか、このラストヘブンとか、伝説しかない。もう二度と見られないのが本当に本当に残念でならない。
