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難民アスリート、逆境からの挑戦のeigajikouのレビュー・感想・評価

4.5
世界難民の日・特別上映イベント

東京オリンピック2020の開催には絶対反対だった。
開催期間中には夫がコロナに罹り10日以上熱が下がらず仕事へ復帰するのに3週間以上かかった。検査してくれる病院探しから大変だったし、市販の解熱剤を飲んで寝ているだけだった。感染を恐れながらの看病は本当に疲れた。私が住む神奈川県では2万人くらいの自宅療養者(という名の棄民)が出ていた。
東京オリンピック関連の情報はシャットアウトしていたから、本作を見たのが初めて(もちろん河瀬直美監督の映画も見ていない)
難民映画祭からの案内があり、オンライン視聴もできるから申し込んだ。
監督が『娘は戦場で生まれた』の
ワアド・アル=カデブ監督だったことが大きい。
それぞれ大変な経験をしてきたアスリートたちの姿に胸を打たれた。
自らがシリア難民である監督だから撮れた作品だと思う。選手たちも信頼して話ができたのではないだろうか。
私には東京オリンピック関連の情報は本作だけで充分です。


金の亡者バッハは難民選手団100人くらいは送り込めや!奨学金もどんどん出せや!
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