『魂がなければ、死んだことになるのか』
アルツハイマーを患っている妻の委託殺人がテーマ。
しかし、夫の梶が殺人から出頭するまでに
空白の二日間があり
この空白の二日間をかたくなに黙秘する理由が
サブテーマになってるって感じかな。
この概要だけなら
感動を約束されたチケットをもっているはずなのに
思った以上に感動しなかった。
おかしいな。
アルツハイマー系には僕弱いはずなんだけど。
「明日の記憶」とか、大好きなんだけどね。
テンポがちょっと悪いのと
やっぱりラストがちょっと薄い?
ずっと重たい雰囲気のままできて
最後のオチとして
重たい雰囲気が晴れ渡らなければならないのに
空白の二日間の理由が
思った以上に地味だった気がする。
◆MEMO
半落ち:犯行の一部を自供した状態(一部黙秘)
完落ち:犯行のすべてを自供した状態