認知症を患った家族を取り巻く現実がどれだけ仄暗く闇深いものか、24時間認知症の人間と生活することで背負わねばならない責任感とその重圧と負担が一体どれだけのものか、机上の戯言みたいな現状の介護制度で救…
>>続きを読む佐々部清(陽はまた昇る)
原作 横山秀夫(ロクヨン)は直木賞の選考時にゴタゴタあったらしいが、映画としてはアカデミー作品賞、主演男優賞に輝いた。
息子を亡くしてからアルツハイマーの妻を嘱託殺人し…
原作は大昔に読んでいるけど、大雑把なことしか覚えていなかったので、改めて楽しめた。しかし、原作小説は確か、新聞紙上でバトルが起こったんだよなぁ。それで確か、横山秀夫が「直木賞とは縁を切る」みたいな話…
>>続きを読む俳優がとにかく豪華。脇役に至るまでビッグネームが揃ってる。魂(脳機能)がなくなったら人ではないのか、それを決めるのは私でもあなたでもない。その通りだ。言い換えれば誰にも決められないがゆえに、手にかけ…
>>続きを読む妻を殺した直前の出来事について、かたくなに話さないお話。
愛妻が亡くなる以前に観たので、その点では客観視できるのですが。
以下はまったくの主観ですので、あしからず。
半落ち(一部だけ自供)という警…
今はアルツハイマーもかなり進行を遅らせる薬がでたりしているけど、この映画の場合はね。
自分だったらと考えると最愛の妻の苦しみを考えるとどれが正解か、誰も主人公を責められないですね。
テンポも遅いので…