エリン・ブロコビッチのmikoyan358のレビュー・感想・評価

2008/10/3鑑賞(鑑賞メーターより転載)
訴訟という題材を完全にバックボーンのみにとどめ、ブロコビッチ本人や周囲の人々とのわかり合いという心のドラマの要素を前に押し出したことで、全体が明るく観終わって元気が出るような映画になっている。最初観るまではそれほど評価していなかったジュリア・ロバーツの懐の深さが垣間見られた作品。それにしてもどこまで脚色かはわからないが、こういうモチーフになる人物が実際にいることも、争ったその賠償額の大きさにも驚かされる。