このレビューはネタバレを含みます
異端者の家、試写会に行ってきました!
秋葉原シアターUDX!
A24 × 『クワイエット・プレイス』の脚本で注目を浴びたスコット・ベック&ブライアン・ウッズが監督・脚本の今作!
ジャンルはサイコスリラー映画でしょうか。
ミスターリード演じるヒュー・グラントの怪演と言いますか。今までのあの恋愛映画で見てきたヒュー・グラントはどこへ?!
いやいや、そういう優しい顔の中に隠れるサイコな一面が余計に憎たらしくて怖かったです。
物語をかんたんに説明すると、シスター二人が宗教勧誘の目的でしずかで広い森の中の一軒家を訪れるんですよね。
おじいさんがひとり住んでて、軒先で宗教勧誘。ここまではみなさんも休日あったことがあるでしょう。
そこで外が大雨になってきて、とりあえず中で話をしないか?と招かれます。女性二人なので警戒しつつ、家の中にどなたか女性はいませんか?と聞くと、妻がひとり、ちょうどブルーベリーパイを焼いているところだからおいで!
と言われて、安心して中に入ったが最後!
住んでる爺さんとんでもねぇサイコ野郎で、
宗教の話や、身の上話をする中でなんかだんだん怖なって、もう帰ろう!みたいなことを言い出すんだけと、
帰るの?帰るのは勝手だけどその玄関のドア、朝まで開かんよ…みたいなこと言い出してマジで玄関のドア開かんやんけヤバい…
くっそ怖いけど、爺さんに話を聞いてもらってなんとか家に帰してもらおう
って感じの話です。
この爺さんがスゲー頭が良くて、大学の講師みたいに持論展開されてなんだか納得させられて中々反論もできないし、色々と選択を迫られて、どんどん追い詰められてハラハラしました。
宗教の話も結構きちんとネタにせずまともに内容に取り込んでいるし、『迫られる選択』も途中で何度も出てきて、これこういう意味だったんじゃない?!みたいなのがたくさん出てすごく語り甲斐のある骨太サイコスリラー映画で滅茶苦茶面白かった!!!!
4/25から全国ロードショーなので皆さん是非!