導入があまりにもいろは坂していたので既に酔ったがストーリーそのものも紆余曲折のドライブを続けそこに着地すんのかよと非常に面白かった。映画と言うより将棋やらチェスやらを見ている感覚に近かった、常にあと一手で王手であるが相手のそりゃ悪手じゃろ…の一手があり最強のジジイ駒を発動する事により全ての局面がひっくり返っていく。ギロディにしてはおちんちん要素が少なめだなと思ったが抜群のタイミングで見事な半勃起おちんちんが活用される、あの歳であの角度、只者では無い。悲壮的なお話のはずがミクロな部分ではおかしみに満ちている、ただつるとんたんの器ばりの慈悲の前にもやはり絶対的な絶望がある。つかキノコって、よく見ればおちんちんやん、日本だとあれが桜になんのかね。キノコオムレツ食う時に「実食!」の一声が聞こえたのは私だけではあるまい。