「こういうのでいいんだよ」の予感がして観てみたら、終盤までツイストらしいツイストもなく(65点満点的な意味で)実際こういうのでよすぎた…
十数年経ってもいまだに『スパイダーマン3』と『プレデターズ』の印象が強烈なトファー・グレイスを起用することで「絶対こいつ後で何かやらかすだろ…」と疑わせるのは先週の『シンパシー・フォー・ザ・デビル』のキャスティング(ニコケイとキナマン)にも通じるものがあるな。
監督メル・ギブソンの俳優としての全盛期、00年代以前ならさして珍しくもなかったこの類いのB級映画も、今では日本国内で劇場公開される本数がめっきり減ってしまったことに淋しさを覚えた。