バッシー

人生模様のバッシーのレビュー・感想・評価

人生模様(1952年製作の映画)
3.7
O・ヘンリーの5編オムニバス。
進行役のナレーターとして作家のジョン・スタインベックが出演している。

①警官と賛美歌
ユーモアとペーソス、皮肉なオチ。マリリン・モンローに似てる人が出てると思ったら、本人でした。
②クラリオン・コール新聞
ちょっとサスペンス。
③最後の一葉
有名な一篇。姉妹が美人でした。
④赤い酋長の身代金
誘拐したガキンチョに翻弄される皮肉。情けないけど憎めないコンビ。
⑤賢者の贈り物
内容すっかり忘れていたけど、美談ですね。

短編だけにどれも単純だけど捻りが効いている印象。ただその巧妙さが出来過ぎ感と紙一重だと感じてしまった自分は素直じゃないのかな。