主に短編、ドキュメンタリーなどで活動してきたフェデリコ・アクティスとロミナ・タンブレロによる共同脚本・監督作品。

バレーボールと学校、そして秘密の趣味に明け暮れている17歳のベラ。ベラはさまざまな物件を管理する母親から鍵を盗み出し、セックスする場所を探しているティーンエイジャーたちに空きアパートを貸している。最初はお金の為にやっていたが、ドアの外側で喘ぐ声を聞いて行為を想像していくうちに、それが彼女自身の快楽であることに気づく。他人の快楽に耳を傾けながら性的欲望を膨らませて自慰行為をするベラ。部屋を貸したカップルと親密な関係になっていくが、母親に部屋を貸していることがバレてしまい・・・

★2023年マル・デル・プラタ国際映画祭
　監督賞
★2024年プエルト・マドリン国際映画祭
　女優賞(ルチアーナ・グラッソ)
　観客賞
　ラ・ヘイメディア賞
　DACジャンル賞
★2024年バルセロナ国際作家映画祭
　批評家賞

ヨコシマな気持ちで選んだらなかなかいい作品だった。10代の女の子の成長物語。しかし、ママは甘いなー。まぁ、あのママにしてこの娘なのか。

あとから気付いたんだけどけっこう最近の作品だった。どうりでPOP調なわけだ（笑）


邦題【喘ぎ】