風神

CURE キュアの風神のネタバレレビュー・内容・結末

CURE キュア(1997年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

深淵をのぞく時
深淵もまたこちらをのぞいているのだ。
ニーチェ 善悪の彼岸より

カリスマよりも理解しやすく
羊たちの沈黙にも似た雰囲気は
トータルで没入感も高く
一気に観れました。

不穏という言葉がピッタリ。
回り続ける空の洗濯機が怖い。

あの家に毎日帰るのは勇気がいる。
自分のせいで
愛する人が
って思わないと無理か。

後半
理解が追いつかないシーンが多く
考察系サイトで確認した。

主人公の背中越しの景色が
印象的でした。
友人の精神科医が陥った状況を
想像すると不思議。
左利きなのかな?

本来のタイトルであった「伝道師」
作中でも語られましたが
継承されたと考えるべきなんですかね。
よくある、良い意味での
嫌な終わり方の作品でした。

2023-73
風神

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